私が掃除に本格的に取り組み出したのは38歳の時からです。
なぜならその年に鍵山秀三郎先生の存在を知ったから。
ある男の人が早朝から「ひたすら」トイレ掃除するビデオがあり、まさにその男性が鍵山秀三郎先生でした。
鍵山秀三郎先生は、カー用品販売やタイヤ交換業の「イエローハット」の創業者です。
経営に悩んだり苦しんだりした時、幾度も掃除に助けられてきたとのこと。
というより、掃除しかやることが見つからなかったそうです。
私もその影響を受け、会社の早朝掃除を長いあいだ続けてきました。
今は会社の掃除はスタッフに任せ、私は自宅とその周辺の掃除をしています。
会社の掃除ならともかく「自宅の掃除にこんなに長い時間をさいていいのか?」という疑問は当然あり、そこんところを自分に納得させないと力が入りません。
私が出した答えは「掃除は神事である」と「掃除で運動する」です。
掃除をすると間違いなく運気が上がります。
またフィットネスクラブへ行く暇があるなら、掃除でタップリ汗を流す方が「お得」であるのも間違いありません。
実のところ掃除をしない日も決めており、その日は掃除の代わりに知的作業に打ち込んでいます。
読書や語学の勉強に大きな成果が出だしたのには、実はそんな理由もあるのです。