ビートが倒れ、動物専門病院で開腹手術をしてもらった時点で、もうダメだといったん覚悟をしました。
内臓から血が洩れ、どうやら心臓も一度止まったようなのです。
手術のあとの2,3日は、ビートの具合もよくなく、私たちにとってもツラい日々だったのですが、徐々に回復してきて、こんなにうれしいことがあるのかと喜んでいます。
ビートは1歳半で介助犬施設からやってきて、それ以降、12年以上も一緒に暮らしています。
夜は私と同じ部屋で寝ており、これがいなくなるなどすると、もう気持ちが持たないのです。
ビートが元気を取り戻した今、あとはオマケです。
ビートの残りの命がオマケであるだけでなく、私の人生にとっても「あとはオマケ」だという気が強くしています。
「夢の叶え方」なども(長い間の模索で)段々と分かってきているのですが、今は毎日毎日の平凡な幸せを存分に味わっています。
将来の夢よりも、今の暮らしに重点を置いているわけですが、とても落ち着いた気持ちです。
ある意味(家族の一員を亡くすかもしれないという)人生の一大事に遭遇したのですが、信仰のおかげで救われた一面があったことは事実です。
自分の心が救われただけでなく、現にビートが奇跡の回復を成し遂げてくれました。