「食べる」と「寝る」

「体重計に毎日乗るだけで減量できる」というのは、かなりの部分真実だと思います。
現に私がそうなのです。
自分の体重を意識していると、自然にダイエットに向けて体をコントロールしていくのだと思います。
74キロあった体重が、今は64キロから67キロの間をウロウロしています。

大学の柔道部に入った時は66キロ。
レスリング部の「助っ人」で試合に出た時は63キロ級で出場し、3キロの減量を行いましたが、かなりキツイ体験であったことを覚えています。
朝起きて毎朝500回の腹筋と500回の腕当てをやっていたら、胸まわりが“みるみる”大きくなっていきました。
もちろん腹筋も割れてカッコよかったのです。

体重も自然に増え68キロに。
増えた分は全部筋肉だったと思います。
学生時代に体育会に所属し、体を鍛えに鍛えた人は、自分の体に自信があり、それがやがて過信へとつながります。
社会人になってからロクな運動もしていないのに「自分は運動が出来るのだ」の意識だけが頭に残る羽目に陥るのです。
そのくせ大食いのクセだけは直らず、過食分はすぐに腹まわりに出てくることになります。

若い時はそれでも何とかバランスを取っているのですが、厄年あたりで体が持たなくなり「入院」ということになります。
食べすぎもよくないし、仕事のし過ぎもよくないのです。
中庸もしくは中道の道を歩ける人は賢人です。
漫画家はよく早死にしますが、若い頃ロクに睡眠も取らず仕事に没頭しているからだと思います(手塚治虫は享年61歳。長生きしていたら、どんなにすばらしい作品が“もっともっと”生み出されたことでしょう)。

昼食を食べなくなってから8キロほど減量しました。
何よりお腹が凹んできたのがうれしいですね。
固い信念と意志でお昼を抜いているのではなく、たまたまそれが一番調子がいいからです。
意外なことに食事を抜くことは、予想しているほど苦痛なことではありませんでした。

私たちは「空腹」と「肉体的疲れ」と「精神的疲れ」を混同してしまっているのです。
「精神的疲れ」なのに何か食べないといけないと勘違いしているところがあります。
「肉体的疲れ」が即「空腹」でもないのです。
私は食事に時間がかかる方なのですが、食事を一食分抜き、その時間が浮いてくるのも予想外のうれしいメリットでした。