仏語、独語、英語の新聞を読んでいるのですが、語学の勉強的にはまったく飽きるということがありません。
が、大した記事がない時は、やっぱりあまり面白くないのです。
その点(ヒンシュクを買いそうですが)戦争の記事は読みやすくて、記事的には面白いのです。
最近は新しい戦争がどんどん起こっています。
前から続くウクライナ戦争をはじめ、イスラエルがからんだ対ハマス戦争、対ヒズボラ戦争や、シリアの反アサド勢力による戦争など、本当に目が離せないのです。
新聞を読みだして2年半ほどになるのですが、当時からフランスはマクロン大統領で、ドイツはショルツ首相でした。
新聞を読んでいる限り、2人とも何か頼りなく、イマイチの印象がありました。
マクロン大統領はパリオリンピックのあと議会を解散し、総選挙を行いました。
オリンピックでフランス勢が活躍し、気が大きくなったからかもしれません。
しかし選挙で惨敗し、自らが所属する中道派が大きく勢力を減らしました。
新しい首相を選んだのですが、野党勢力に拒否され、内閣が潰れてしまいました。
ドイツもSPD(中道左派)と「緑の党」とFDPの連立政権だったのですが、FDPが離脱し、少数与党になりました(各党のシンボルカラーがそれぞれ信号の色だったので「信号内閣」と呼ばれていました)。
フランスもドイツも、政治も経済もガタガタなのです。
私はフランス人でもドイツ人でもないので、客観的にジックリと、今後の展望を追っていこうと思っています。