アメリカ大統領選や日本の自民党総裁選を、ひじょうに興味深く見ています。
もし私がアメリカ人ならトランプに1票入れるような気もしますが、日本人としてはトランプの「アメリカ・ファースト」がどう日本の国益にかかわってくるのかが不明で、ちょっと不安でもあります。
ハリスとトランプの討論会を少し見ましたが、ハリスの英語はクリアで理解しやすかったのですが、トランプはくすぶった感じの話し方で、討論会だけだとハリスの方がイメージがよかったように思います。
自民党総裁選は9人もの立候補者が出たのですが、昔のように派閥のボスがコントロールするようなことがなかったわけで、これはいいことだと感じています。
20人の推薦議員を確保しないと立候補できないというのも“なかなか”よくて、その時点で人望がない人は脱落するわけです。
もし首相を国民が直接選ぶような仕組みだと、本当にその人が首相としての仕事ができるかどうかに関係なく、単に人気があって選挙に強い人が当選する可能性があり、そういう意味でも今の総裁選がベストの制度のように思います。
海外紙を毎日読んでいるのですが、ドイツのショルツ首相(左派)やフランスのマクロン大統領(中道右派)はイマイチのような気がしています(会ったこともないのにゴメンナサイ)。
ヨーロッパは全体的に右傾化しており、ドイツではAfD、フランスはRNが力を持ち出し、これらはともに極右勢力です。