ヨーロッパ情勢

語学の勉強で、毎日「ルモンド」と「デア・シュピーゲル」と「エコノミスト」をネットで読んでいます。

 

すべてヨーロッパの新聞や雑誌で、読んでいるうちにヨーロッパの情勢がよく分かるようになってきました。

 

これは語学とはまた別の、想定外の収穫でした。

 

今のヨーロッパの政府の首長(フランスは大統領、ドイツやイギリスは首相)は、いくつもの難問に直面しており、本当に大変だと思います。

 

まずは難民。

 

次から次へとアフリカやアラブ方面から難民が押し寄せてきて、増大する費用や、治安の悪化など、今でもどうやって対処しているのかがよく分からないほどです。

 

先祖代々住んでいる人たちと、そうでない人たちの人口構成もかわってきます。

 

イギリスなど、ロンドン市長パキスタン系のイスラムであり、首相はインド系です。

 

ヨーロッパは今までロシアの原油に頼ってきたのに、ウクライナ戦争の影響でそれが使えなくなりました。

 

光熱費の高騰やインフレで、国民の生活が苦しくなってきているのは容易に想像できます。

 

ネット新聞を読んでいて勝手に評価するのは大変に申し訳ないのですが、フランスのマクロン大統領(中道右派)やドイツのショルツ首相(左派)はイマイチではないかという印象があります。

 

フランスのルパン(女性)や、ドイツのAfD(女性党首)といった最右派勢力が勢力を持ってきています。

 

イタリアのメローニ首相(女性)は、極右党出身。

 

極右のリーダーがすべて女性なのは、ちょっと面白いポイントです。