リーマンショックのあと、ギリシャが経済的に国家破たんする手前まで追い込まれたことがありました。
「いったいどうなるのだろう?」と非常に興味があったのですが、日本の新聞ではほとんどその内容がわかりませんでした。
そこでどうしたかというと、ギリシャの英字新聞をネットで追っていったのです。
英語を読むメリットを痛感しました。
今はフランス語と英語とドイツ語の、新聞や雑誌のネット版を読んでいます(正確には書き写しています)。
最近はウクライナの記事が多いのですが、ロシア軍はこの3か月で、アフガニスタンでの9年間の戦死者数を超えてしまったこともドイツ語新聞で知りました。
外国語の新聞を読んでいてわかったことがあり、ドイツは首相が大統領よりも偉く、フランスは大統領が首相よりも偉く、アメリカは大統領だけで首相はいず、日本は首相だけで大統領はいません。
フランスに首相がおり、ドイツに大統領がいるなんて思いもよりませんでした。
フランスの大統領はエマニュエル・マクロンという44歳の男性ですが、今度フランスの首相に選ばれたのはエリザベット・ボルヌという61歳の女性です。
顔写真を見た感じでは61歳よりももっと老けている印象ですが(失礼!)、全身を写した写真はスリムで、しかもミニスカートをはいているのです。
さすがフランス女性!と敬服しました。
私のフランス語の先生はフランス人女性ですが、このフランス首相のことを知りませんでした。
新聞を読んでいるだけで、もうフランス人を超えた知識を得ることができています。