今まで3度ほど本格的な断酒に挑んだことがあるのですが、3度ともあえなく挫折しました。
お酒を少々飲んだところで、生活にも健康にも具合が悪いことはもうないだろうと高をくくっていたのですが、先日、飲み過ぎでヒドイ二日酔いになり、予定していた金毘羅さんに登れなかったという大失態を犯してしまいました。
さすがに「もう2度と二日酔いにはなるまい!」と厳に戒めています。
お酒が好きなので毎晩晩酌しているのかと言えば、そうでもなく、家での夕食にお酒を飲むことは一切ありません。
なぜなら読書時間がそのあとに控えているからです。
一応、夜の9時から12時までを読書時間としているのですが、たまに「ルモンド学習法」がその一部に食い込むことがあります。
いずれにせよ、夜には知的作業が入っており、受験勉強と違うところは、これが苦痛ではなく、毎回非常に楽しみにしている点です。
まわりを観察していると、本を読む人と読まない人とでは、明らかに「知的および人間的な深さ」において違いがあることが分かります。
老年において読書の習慣があるかないかは、まさに「成功人生」になるかどうかの分岐点ではないでしょうか。
若い時から本に親しんでおかないと、定年になってから読もうと思っても、ちょっともうムリだと思うのです。