ビジネス書

ビジネス書や経営の本もよく読むのですが、すべての本の内容を受け入れるわけにはいきません。

 

やはり自分との相性というのがあるのです。

 

「社長か、そうでないか」や「創業者か、そうでないか」などのポジションによって、随分と状況は変わってくるし、自分の能力や年齢によっても違ってきます。

 

本を読んでいても、ピンと来る内容もあれば、イマイチと感じる場合もあります。

 

しかしそれにしても経営の勉強を続けていくことは、極めて大事なことだと思います。

 

著者との相性というのもあって、経営のコツや軸を学ぶことができる著者もいるし、適当に流しながら読めばいい著者もいます。

 

一倉定先生や井上和弘さんの本には、私はかなり影響を受け、経営に大いにプラスになったように思います。

 

私の書斎の書棚には「AA」の評価をつけた本ばかりを置いているのですが、その中からいくつかの本を抜き出して写真を撮りました。

経営者なのにランチェスターの法則を知らない人がいることに、とても驚いたことがあります。

私は若い時に田岡信夫さんの本で徹底的に勉強しました。

 

それ以降もランチェスターの法則を得意とする、経営コンサルタントが何人も出ましたが、私はその著書をすべて読んできました。

 

小さな市場でナンバーワンになることがいかに大事か。

逆に言えばナンバーワンになれるところまで、市場を絞るという戦略が出てくるわけです。

私が長い経営人生で一番失敗だったのは「会社は大きくしなければいけない」という思い込みでした。

 

いまは小さい会社で堅実に仕事をしており、これがどれほど幸せなことかを実感しています。

賃上げするには値上げが必要。

値上げをするためにはインバウンドを取り込むべきという論調です。

 

確かに「従来の国内市場」と「インバウンド」では、マーケット自体が全然違っています。

3千円の海鮮丼が1万2千円で売れたりするわけです。

 

我が社が持つ技術や商品やサービスを、新しい市場に持って行ったら大化けするということでもあります。

 

職人経営者のままで、コストを下げることばかりに時間を使わず、新しい市場を探す努力が大切なわけです。