寒い時期になるといつも体調が悪くなっていました。
2月の誕生日にそれがピーク(ボトム?)になり、44歳と55歳の誕生日には、それぞれ入院しています。
若い頃は体が悲鳴を上げているにもかかわらず、それを無視して働いたり、あるいは毎晩遊んだりすることがあります。
健康的にも、精神的にも、経済的にも、あるいは家庭的にも、それがいいわけがないのです。
齢(よわい)を重ね、肉体的にも弱くなり、欲も薄れてくると、生き方の方向さえ間違えなければ、精神的にも霊的にも高いレベルを目指せる態勢になります(これが実にうれしい)。
何も聖人や仙人になりたいとは思いませんが、結構いい境地に入っていける気がするのです。
もうそれだけでも人間を長くやらなければ損だと思ってしまいます。
「健康本」を山ほど読んでいると、やっぱり段々わかってくることがあるのです。
健康の3要素は「食事」、「睡眠」、「運動」。
ブログでも何度も書いているのですが、私の場合、昼食を抜いた1日2食であり、腹八分目の「食事」です。
夜は(お米の)ご飯を食べなかったのですが、インスピレーションのようなものを得て、今は食べています。
ニニギノミコトが天照大神から稲穂を託されて、この瑞穂の国に降りてこられました。
米は日本人にとっての魂なのかもしれません。
「睡眠」はたっぷり寝たいだけ寝て、「運動」はわざわざフィットネスクラブなどに行かず、日常性生活の掃除などの軽作業でまかなってしまうという方向が決まり、実践していると、かなりいい感じです。