神社のお話

十数回目の「禁酒」に失敗しました(それでも酒量はかなり減りました)。
誕生日プレゼントに子供たちからワインと日本酒が送られてくる予定だったのですが、禁酒するつもりだったので、それを断って「今年のプレゼントはベルトを」とリクエストしてしまいました。
仕事上での失敗は多いのですが、このように私生活での失敗も少なくないのです。

しかしながら最近は伊勢神宮に毎月参拝に行っているので、大きな失敗や不運や災難はほとんどなくなってきました。
「宗教」というと身構える人も多いのですが、神社は大昔からこの日本に存在していて、日本人にとっては身近な存在です。
神社参拝に対する拒否反応も極めて少ないないのではないでしょうか。
せっかく日本に生まれてきたのに、神宮や神社に参拝しないなんて、実に「もったいない」のです。
神社参拝はコストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも抜群なのです。

神宮や神社に何度も参拝することによって、神々とのご縁が深まります。
そうすると諸々(もろもろ)の禍事(まがごと=災難・わざわい)が近寄ってこなくなるのです。
私も若い頃そうだったのですが、自力で一生懸命頑張るのですが、なぜかイマイチうまくいかないことが多かったのです。
が、今は神さまに全託しているので、そんなに努力していないのにホイホイと幸運が舞い込んできます。

いろいろな神社にお参りに行くのですが、そこの「ご祭神」がどなたなのかがとても気になります。
最近は神道の知識も深くなり、たいていの神様の名前も知っているし、神さま同士の関係(例えば親子や兄弟など)もよく分かっています。
ご祭神によって、少しずつ神社の雰囲気が違っていることにも気がつきだしました。

日本の神宮で最高のところは当然「伊勢神宮」で、そのご祭神は「天照大神(アマテラスおおみかみ)」です。
天照大神のご両親は「イザナギイザナミ」ですが、不思議なことに一番貴(とうと)い天照大神はその20数番目の子供なのです。

日本の元々の発祥の地は南九州で間違いがないと思います。
天照大神のお孫さんに当たるニニギノミコトが稲穂を持って、瑞穂の国(日本国)に降り立ちました。
鹿児島県の霧島神宮は、そのニニギノミコトをお祭りしています。
私も今年「クルマ旅」で訪れる予定にしています。

ニニギノミコトのお孫さんに当たるのが、初代天皇である神武天皇です。
そこから今の今上天皇(平成天皇)まで125代の天皇が連綿と連なっているのです。
古事記日本書紀といった著述があり、その神社も大昔から存在しています。
古事記に出てくるような方々の実在を疑うより、素直に認める方がずっと自然だと思うのです。