経済が動き出す吉兆

アメリカのマスコミもインテリもトランプ大統領が大嫌いです。
いまだに政策を始め一挙手一投足にケチをつけています。
日本のマスコミも一緒で、とにかくアンチ・トランプ一色のような気がします。
選挙での「トランプ勝利」を予想でハズした人が、相変わらずテレビでトランプ政権の(否定的な)解説をしているのを見ると、ちょっと滑稽な感じもします。

変な理由で、クリントンではなくトランプの勝利を予測していた人がいます。
その理由は、今までアメリカの大統領選では必ず背の高い方が勝ってきたからだそうです。
トランプ大統領は身長190cmとのこと。
そう言えば初めての黒人大統領になったオバマさんも、かなり背が高かった印象があります(185cmのようです)。
「背の高い方が大統領に当選する」というのはちょっとバカバカしい法則のようですが、案外説得力がありそうな感じもするから不思議です。

今回トランプ候補の支持者は「非大卒」・「白人」・「男性」です。
ニューヨークなどの東海岸や、カリフォルニアなどの西海岸は、先進的で今のアメリカを代表する地域のように見えます。
が、そういった地域よりも、中部アメリカの「土着勢力」(保守勢力というより土着勢力と言った方がピッタリ来ます)の方が力が上回ったということなのでしょう。

日本でも昔から「源氏・国内派・陸軍」の土着勢力が、最終的に「平家・国際派・海軍」の先進勢力に勝つという傾向があります。
頭がよく弁が立つ人間の言うことばかりに気を取られ、土着勢力の存在を忘れていると、大勢を見誤るリスクが高いのです。

トランプ大統領と安倍首相は相性がかなりいいようです。
これは日本の国益には大いにプラスになります。
ついでに言うと、今までアメリカ大統領と仲の良かった日本の首相は長期政権になっています。
レーガンさんと中曽根さんや、ブッシュさんと小泉さんの例があります。
少なくとも2020年東京オリンピックまでは、安倍首相で行くのではないかと予想されます。

2013年の伊勢神宮式年遷宮で「ご正殿」が右側から左側に移動しました。
「米の座」から「金の座」に移動したわけです。
経済などが動き出すのが「金の座」の時代だと言われています。
日米の絆が強化され、そろそろ「金の座」の特徴的動きが姿を見せてきたようです。