「やらないこと」を決める

私は68歳ですが、悠々自適で過ごすなんて考えは全くなく「95歳までバリバリの現役で働く」を実践していきたいと考えています。

 

が、今までと違うところは、仕事や勉強自体を楽しんでいくところです。

 

「歯を食いしばって」とか「ノルマ」とかとは無縁で、肩の力を抜いた自然体で、しかし最高のパフォーマンスを上げていこうと思っています。

 

そのためにも、やることを「得意分野」や「好きな仕事」のみに絞っていこうと考えています。

 

私の今までの経験でも、しっかり土台を固めずに、むやみに手を広げていくと、どこかでおかしくなり、既存の事業も含めて、すべてがダメになったことがありました。

 

「土地勘」のない分野での仕事はやめようと思っています。

 

と言うことは、私の場合、不動産業しか選択の余地がないということになります。

 

が、同じ不動産業でも業態が違うと(例えば仲介業と、賃貸オーナー業とでは)、雰囲気もスピードも登場人物も全然違うのです。

 

「やること」を決めるのは大事ですが「やらないこと」を決めるのも、それに劣らず重要だと思います。

 

私がやらないと決めたのは「海外投資」や「民泊」や「太陽光発電」です。

 

日本であっても、自分の目の届かない地方の街で賃貸アパートを持っていたりすると、うまく管理ができません。

 

管理会社に任せればいいということですが、地方の管理会社はレベルが低いことが多いのです。

 

海外なら、なおさらという気がします。

 

もし民泊に手を出していれば、今ごろは億の損を出して撤退していたに違いありません。