真名井神社訪問から1週間

宝塚の自宅から、日本海に面した京都府真名井神社まで日帰りで参拝してきたのは、ちょっと自信になりました。

私の運転で片道3時間かかり、ドライブ時間だけで計6時間。

そんなに大きな神社ではないので、参拝にかかる時間は1時間弱ほどでした。

2,000年前に天照大神(アマテラスおおみかみ)が現在の伊勢神宮にお移りになられ、その500年後、豊受大神(トヨウケのおおみかみ)が、天照大神のご要望で、同じく伊勢に移られました(今の外宮)。

豊受大神は、それまでは丹後におられたのです。

毎月、伊勢神宮に正式参拝しているのですが、内宮(天照大神)の時はとても緊張します。

が、外宮の豊受大神は、いつもニコニコしてお迎えしてくださっているような気がして、一度、かつておられたところをお伺いしたかったのです。

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もともと天照大神は(当時は奈良にあった)皇居で祭られていたのですが、そのエネルギーがあまりに大きくなりすぎ「別の場所でお祭りしたほうがいい」ということで、その場所を探す旅が始まりました。

いろんな所を転々と移動され(その都度、神社がつくられます)、最終的には伊勢にお鎮まりになったわけです。

元伊勢と呼ばれる神社がいくつかあるのですが、それは天照大神がそのつど留(とど)まれた場所でもあります。

福知山の元伊勢をお伺いした時は、その穏やかさに心奪われました。

が、丹後の元伊勢である籠(この)神社には(畏れながら)いまいちピンと来るものがありませんでした。

天照大神豊受大神が伊勢に移られたあと、ご祭神が替わっているからかもしれません。

籠神社の奥宮である真名井神社は、まさに豊受大神がおられた場所です。

凛とした雰囲気だったのですが、初めてお伺いしたこともあり(畏れながら)「よくわからない」といった印象を持ちました。

が、行ってから1週間ほどたった今頃「もう一度お伺いしたい」という気持ちが強くしてきています。