食事のお話

私は昼食を抜き出して体調が良くなりました。
これは私だけでなく、少なくとも3人以上の人がそう言っているのを直接聞いています。
体調面でのメリットだけでなく、食事に充てる時間を仕事に回せるので、ずいぶん時間面でも助かるのです。

本を読んでいると「1日1食」の人が随分いることを知りました。
しかも仕事面でもトップレベルの成果を上げている人たちです。
ある作曲家の人は「自分が1日1食にしているのは、健康のためでも、ダイエットのためでも、悟るためでもない。その分仕事に集中するためだ」と述べています。

私も1日2食から1食に移行しようと画策しているのですが、なかなか思うようにいきません。
私の場合、朝食を抜こうとするところにムリがあるようです。
もし仮に1日1食を通すとするなら「朝食だけの1日1食」が自分にとってのベストに違いないと思うようになりました。

先日、本を読んでいたら、片岡鶴太郎さんも1日1食だということが分かりました。
ただしこの人の場合、朝食に2時間ほどもかけるそうです。
私の場合は、時間の節約のために1日1食を目指しているのだから、朝食に2時間もかけてしまうと、あまり意味がないということになります。

ロシアのプーチン大統領は1日1食半とのこと。
多分これぐらいが一番現実的ではないかと感じています。
理想を言えば、朝食はシッカリ食べ、お昼は抜き、夕食を軽く取るといった感じです。
海外への1人旅の場合でも、朝食はホテルのブッフェスタイルで食べ、昼食は抜いて街を歩き回り、夕食は簡単にすませば、食事の時の寂しさを感じることもないのではないかと思います。

60過ぎたら一汁一菜ぐらいが一番適しているのではないかという気もしています。
他の動植物の命を戴いて食事をしているので、やはり食に対する感謝の気持ちを忘れてはいけないと思うのです。

お米を食べないダイエット法などもあるようですが、瓊瓊杵尊(ニニギノみこと)が大和の国に降りるときに、天照大神(アマテラスおおみかみ)からイネを託されたことが古事記に書かれています。
従って日本人がお米を食べないのは具合が悪いのではないかと、シントイスト(神道信者)の私としては思うわけです。
ついでに言うと、神さまにはお酒が捧げられます。
従って(神聖な)お酒を断つわけにはいかないと、今日も飲んでいるところなのであります。