伊勢神宮 その3

伊勢神宮参拝の真骨頂は「早朝の御垣内参拝」だと思うのですが、今はコロナのため、朝は8時半からとなっています。

 

そうするとホテルのチェックアウトの時間との調整が微妙に難しくなります。

 

そのため宿泊はせず、日帰りでの参拝が多くなりました。

 

しかしながら夏の間は汗ビショになり、シャワーと着替えの場が欲しいわけです。

 

そこで近くのスーパー銭湯のようなところへ寄ってから、帰路につくことも何回かしてみました。

 

冬の間は羽織袴で参拝していました。

 

羽織袴だと気持ちがビシッとするのです。

 

しかし日帰りだと、着物に着替える時間と場所がなく、もう2年ほど羽織袴を着ていません。

 

あまり着ないと、着方を忘れてしまいそうです。

 

今まで伊勢神宮には100回以上参拝しているのですが、1人で行って誰とも喋らず帰ってくることがほとんどです。

 

何かスコンと大事なことが抜けているのではないかという気持ちが以前からあり、また神社の本を書く上での参考になるのではないかとの思惑もあり、伊勢神宮ガイドを申し込みました。

 

内宮だけを約2時間ジックリと案内していただきました。

 

内宮、外宮ともに相殿神(あいとののかみ)がおられるということが確認できたのは大きな収穫でした。

 

日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)で毎回6柱分(6人分)の食事が用意されます。

 

内宮の3柱分は天照大神と「ヨロズハタトヨアキツシヒメ」と「アメノタジカラオ命」で納得なのですが、外宮の方は相殿神が3柱おられます(「ニニギノ命」、「アメノコヤネ命」、「フトダマ命」)。

 

そうすると豊受大神を入れると1人分足らないことになってしまいます。

 

その質問をガイドの人にすると「申し訳ないけど、わからない」とのことでした。

 

またいつか分かる時が来るのを、楽しみに待っておきたいと思います。