やりたいことに集中するために

40歳を過ぎたら「1日2食」、60歳を過ぎたら「1日1食」が体にも心にも具合がいいのではないかと思っています。
私は還暦を3年ほど過ぎましたが、ここらでそろそろ「1日1食」を本気で目指してもいいかもしれないと感じています。
失敗した時のことを考え、あまり大きな声では言っていないのですが(と言いながら、ブログでは何度も書いています)、今は「1日1食」に向け、着々と手を打っているところです。

私の1日1食の最大の目的は「時間足らない病」への対抗策で、食事に費やす時間を節約し、その分「人生の本筋」(やりたいこと・やるべきこと)に回そうというものです。
朝食を軽くし、アルコールを断っただけで、毎日1時間程度の余裕が出てきました。
まさに「時間の創出」です。
また、効果は目に見えて出ており、今までよりも本が毎日2,3冊多く読めるのです。
むろん、体重もスッと減りました。

仮に「1日1食」にするにしても、それは「ダイエットのためでもなく、健康のためでもなく、悟りを開くためでもなく、ひたすら仕事のため」(「1日1食」実行中の有名な作曲家:談)なのであります。
私の場合だと、仕事と読書と語学のためということになります。

池上彰さんと佐藤優さんの共著の『僕らが毎日やっている最強の読み方』を読みました。
本をたくさん読むためには、やはり「ネット断ち」と「酒断ち」が必要なようです。
佐藤優さんは毎日4時間、ネットと酒を断ったうえで本をひたすら読むのだそうです。
テレビが読書の敵であることは自明のことですが、池上彰さんいわく「テレビは出るものであって、見るものではない」。

池上彰さんは元々(もともと)お酒を飲まれないようだし、佐藤優さんは「酒は外交官時代に浴びるほど飲んだ。今は酒に酔っている間の時間がもったいない」とのことです。
今たまたま私は断酒していますが、体調さえ戻ればすぐに飲み始めるはずです。
また読書時間も4時間も取れず、3時間にとどまっています。
もっと工夫して雑時間を減らし、それを読書時間に充てていきたいものです。

「人生は短い。だから自分が本当にやりたいことだけに集中しよう!」ということなのですが、私の場合やりたいことはすぐに浮かびました。
そう、読書です。
語学のウェブレッスンの間に、他のネットを見たり、酒に酔っているなんてことはあり得ません。
ならば読書に対しても、もっとストイックに(本気で)取り組んでみてもいいのではないかと反省しているところであります。