運気を上げるもの

運気を上げる手っ取り早い方法が「モノを捨てる」だなんて、昔は思いもしませんでした。
が、実践すると、本当にそうなるのです。
私自身もモノを捨て出してから、運気が不思議なほど上昇していった体験が何度もあります。
モノを捨て去る際に障害になるのが「もったいない」と「また使うかもしれない」という考えです。

だが、使いもしないモノに空間を占拠され、高い賃料をムダに使っているほうがもっと「もったいない」のです。
そしてまた「また使うかもしれない」の時期は永遠に来ないのです。
「モノ捨て」は過去との決別でもあります。
過去の重りを捨てていかないと、明るい将来へ向かって進んでいけないのです。

私は掃除に相当時間をかけています。
「かけている」というより「かかってしまっている」と言った方が正しいかもしれません。
「こんなに掃除に時間をかけてしまっていいのだろうか?」という疑問(というより不安)は、鍵山流掃除道を30年間続けている今でもあります。
が、「掃除は神事」の言葉に救われました。
こうなったら愚直に一生続けてみようと思うのです。

毎日の掃除のおかげで、書斎やクルマの中はキレイに片付いています。
そうすると、その空間自体が一種のパワースポットのようになり、その空間に入ると気持ちがスッキリし、モチベーションがアップしてきます。
きれいな空間には神さまが舞い降りてきて、邪悪なものが入ってくる余地がなくなるように感じます。

もう一つ、運気を上げる直接的な行動が、神社にお参りに行くことです。
できれば伊勢神宮出雲大社のような有名な神社に行くことをお勧めします。
例えば伊勢神宮は2,000年の歴史があります。
天照大神(アマテラスおおみかみ)がそこに鎮座なさっていると私は深く信じているし、偉大な霊的エネルギーの存在も大いに感じます。
が、仮にそこに何もないとしたならば、2,000年間も信仰の場として存続してこなかったと思うのです。
2,000年という年月は半端でないはずです。

伊勢神宮に毎月参拝に出かけだしてから、もう3年以上経ちました。
3年前の私と、今の私とでは、明らかに運気の強さが違っているのを、私を知っている人ならみんな感じているはずです。
また伊勢神宮に毎月参拝に行っていることが、私の自信につながっています。
せっかく日本人として生まれたのだから、ぜひとも神社に参拝に行くことをお勧めしたいのです。
俗な言葉で言うならば「ゼッタイ得」だからです。