悪い習慣をやめる

自分にとって「やったほうがいいこと」と「やめたほうがいいこと」があります。
しかしながら「やったほうがいいこと」はなかなか出来ないし、「やめたほうがいいこと」もやめることができません。
が、1週間だけならどうでしょう?
これなら、そんなに意志力がなくてもできそうです。

私にとって「やめたほうがいいこと」は時間をムダに費やしてしまうことです。
「やるべきこと」はもう決まっているので、あとはそのための時間をどう生み出していくかに絞られます。
つまり余計なことを極力しないようにすればいいだけの話になります。

お酒を一生止めるのはムリでも、1週間だけなら可能です(それもできないのは「アル中」で、また別の問題になります)。
私はお酒が好きなのですが、気の置けない仲間たちとワイワイ言いながら飲むのはいいのですが、自宅で一人飲む場合、酔っている時間が「もったいない」と思うようになりました。

今年の初めに「幸いなことに」胃痛になりました。
そのためお酒を飲まない期間ができました。
飲酒は私の中で習慣化されていたので、胃が痛くならなければ、決してやめることはなかったでしょう。
で、「なんだ、お酒を飲まなくてもやっていけるじゃん」ということに気がついたのです。
これで1日20分の時間が浮きました。

知的作業の合間に「将棋ソフト」相手に将棋をして、ほっと一息つくことが多かったのですが、これもやめることにしました。
これでまた20分の時間が助かります。
1週間だけなら、たいていのことは可能なのです。

その効果は如実(にょじつ)に表れており、本がいつもより2,3冊多く読めるのです。
今は月に185冊の読破が一つの目途なのですが、そんなに「とんでもない」目標でもないように思えてきました。
飲酒効果や「禁ゲーム効果」は抜群なのです。

仕事ができる人たちの間では、密かに1日1食が流行り出しています。
私の場合は、1食につき約1時間かかります。
仮に朝食を食べなくていいのなら、朝の忙しい時間に1時間浮いてくるのです。
焦らずに「1日1食」への手を着々と打っていこうと思っています。