語学の勉強法

いろいろな学習法の本が市販されていますが、どの学習法が一番いいかというと、当たり前の話ですが「自分に合った」学習法が一番いいということになります。
これは語学でも同じで、人それぞれに使える「時間」や「お金」は違っており、また、もっと以前に「能力」(語学のセンス)というのも各自それぞれ違っているはずです。

時間はないけれども、お金の方は多少余裕があるという人には、ウェブレッスンがお奨めです。
私自身は語学のセンスがあるのかどうかは分かりませんが、少なくとも「語学の勉強が好きだ」と思っているので、その意味では「才能あり」の部類に属しそうな気もしております。

社会人が語学の勉強をする場合、やはり何か核になる勉強法を持っていないと、モチベーションやテクニックの点で長続きしないように思います。
「核になる勉強法」とは、例えば先ほど挙げたウェブレッスンであったり、英会話教室であったり、あるいはNHKラジオ英会話であったりするわけです。

私の場合、その「核」自体が変化していきました。
社会人になってから「NHKラジオ英会話」を20年間も聞き続けました。
余談ですが「NHKラジオ英会話」用のテキストが毎月出版されるのですが、その「読者コーナー」に2回も私の投稿を載せてもらったことがあります。

20年間のラジオ英会話のあとは、10年間英会話スクールに通い続けました。
当社が入っている同じビルに英会話スクールがあり、エレベータに乗ればすぐに行けたのが長続きの要因だったと今でも思っています。
10年間通い「そろそろ卒業の時期かもしれない」と何となく思うようになり、そこをやめました。

次に何を「核の学習法」にしようかと考えていると、ふと「ウェブレッスンがいいのではないだろうか」というアイデアが閃(ひらめ)きました。
そしてそれがもう4年半継続しているというわけです。
継続どころか、英語やドイツ語から始めたウェブレッスンが、今やフランス語や中国語にまで手が広がっています。

何か「核の学習法」を持っていて、それに加えてネットで外国語を聞いたり、英語の本を読んだりするのは効果的です。
「核」がないと学習法にまとまりがなくなり、力を集中することが困難になります。
語学の学習で一番重要なことは「単語を覚えること」だと断言できます。
ボキャブラリーが貧弱だと「読む・書く・聞く・話す」のすべてにおいて前へ進まないからです。