還暦後の戦略

還暦を迎えたことが、時間が経つにつれ、自分にとって大きな意味を持つようになってきました。
誕生から還暦までで人生1回分は終わりと考えるならば、還暦以降はまた新しい人生が始まると考えてもいいわけです。
還暦までの人生が、成功だったかイマイチだったかは、まだよく分かりませんが、もう過去は捨ててしまおうと思います。
新しい人生だけに意識を集中していこうと思うのです。

これからの新しい人生は、還暦までの人生と比べるならば、有利な点がいっぱいあります。
まずは今までの経験や知識を存分に活かせること。
経済的な余力があること(時間的な余裕は何故か全然ありません)。
目標(夢)実現のために、いわば自分が持つ経営資源を集中でき、それを阻害する要因が極めて少ないこと。
こんなに有利なことが揃(そろ)っているのに、リタイアなどしておられないのです。

長谷川慶太郎さんは85歳にして第1級のエコノミストです(ちなみに前世が黒田官兵衛というのはご存知でしたか?)。
この頭のシャープさ、情報源の豊富さ、勉強量…どれをとっても驚異なのです。
私もこれからは長谷川慶太郎路線を目指そうと思うのです。
長谷川慶太郎さんは経済の第一級の専門家であることは間違いがありませんが、実は軍事の第一人者でもあるのです。
一つの井戸を深く掘り続けることは大事ですが、もう1本別の井戸も掘っていくことを心掛けたいと思うのです。

いま興味あることを思いつくままに挙げてみると、「古代日本史」、「経済の動向」、「語学」、「投資」、「海外旅行」、「神道」、「地政学」、「能力開発」、「アンチエージング」等々です。
少しでもそれらに関係する本を目にすると、片っ端からインターネットで注文するので、買ってまだ読んでいない本が山のようにあります。
今1日3〜4冊程度しか読めないのですが、これを少なくとも5〜6冊に能力アップしようと思っています。
とにかく今までと同じようなレベルや量をこなしていたのでは、夢いっぱいの新しい人生は切り開けないのです。