少食多眠

55歳の時に十二指腸潰瘍で入院したことがあります。

 

点滴だけで固形物を食べることができず苦しかったのですが、当然ながら体重が減りました。

 

肥満体から脱却する絶好のチャンスと思い、退院後は昼食を抜くことにしました。

 

すると物凄く体調がよくなったのです。

 

当時『週刊住宅新聞』という業界紙にコラムを持っていたので、それをネタに書いてみました。

 

それを読んだ人が真似して昼食を抜いたところ、やはり体調がグンとよくなったとの話を、何人かから直接聞いたことがあります。

 

年齢とともに活動量が減っているのに、同じような量を食べていては太るに決まっています。

 

少なくとも60歳以上は1日2食で十分ではないでしょうか(1日1食でもいいかもしれません)。

 

1日3食だと、消化する時間を待たずに次の食事をすることが少なくなく、胃腸の疲労がたまり、それが体調不良として現れるのだと思います。

私のように齢(よわい)70を超え、自営業に近いポジションの人間は、基本的には睡眠時間を存分に取ることができるはずです。

 

取れないのは生活をシンプルライフにせず、余計なことをしているからです。

 

睡眠時間9時間を目標にしてみました。

 

目が覚めたらすぐに起きようとせず、起きているのか寝ているのか分からないような、ウトウトした時間も大切にしています。

 

睡眠を十分に取ると、免疫力がアップしているのが感覚と分かります。