食事を試行錯誤

健康というだけで、幸せの9割は既に得ていると思うのです。

私が観察する限り、若い頃にムチャをしてきた人は、晩年カラダが極めて厳しい状態に陥(おちい)ることが多いようです。

人格の高い低いにかかわらない一種の法則のようなもので、カラダを大事にしてこなかった報いであり、カラダからのリベンジとも言えそうです。

仕事があまりに忙しくなると、自分の健康にまで気を使っている余裕がなくなり、それが積もり積もって(42歳の)厄年での健康上の大波乱につながっていくのだと思います。

私は42歳ではなかったのですが、44歳の時に結核4か月もの入院をしました。

私自身の経験でもあるのですが、食事に気をつけるだけで、格段に体調が良くなります。

昼食を抜き出してから10年ぐらい経つと思うのですが、これは大正解でした。

病気までは行かないけれど、常に体調が悪いという状況は結構あると思うのですが、これが解消しました。

胃腸に負担をかけることが少なくなり、カラダを維持するエネルギーをほかに回せるからだと思います。

私には胃痛という持病が小さい時からあり、環境が変わると必ず胃が痛くなっていました(実際、十二指腸潰瘍で入院したこともあります)。

これも完ぺきになくなりました。

カラダ全体の抵抗力を腸が担っているという話もあり、腸が健全だと、思った以上に健康になれます。

昼食を抜くと、時間的にその分、仕事や勉強ができ(あるいは中断しなくてすみ)、海外旅行に行った時など、この利点を強く感じます。

本当は11食にしたいのですが、これはなかなか叶いません。

プーチン大統領やジャパネットの創業者の高田さんは、1.5食だと本で読んだことがあります。

私も今のところ1.5食といった感じです。

試行錯誤の結果、朝食は比較的シッカリ取り、夕食は軽めに取るのがいいということが分かってきました。

これはあくまで私の場合であって、15食にして若さや美貌や健康をキープしている女性も知っています。