健康は手段でもあり、目的でもあるのですが、若い頃は少々の無理をしてもどうってことはなく、健康が目的なんて発想が出てきません。
42歳の厄年を超えたあたりから体調を崩しだし、ようやく健康の有難さが分かってきます。
老後は「健康第一」どころか「健康唯一」となり、健康の維持自体が人生の最大目標となったりします。
やはり手段でもあり、目的でもあるものに読書があります。
手段でもあり目的でもあることをやっている時を「幸せ」と呼ぶのかもしれないと思ったりもします。
古希を過ぎると、目指すべきものが絞られてきます。
人生の中で今が一番体調がいいし、しかも年々良くなっていくとは思いもしませんでした。
読書数だって今が最も多いのです。
同時に「頭の良さ」も過去最高です。
毎年、頭が良くなっていく感覚は痛快でもあります。
営業の第一線を離れている、現在の私の仕事は「収益物件を一つ一つ増やしていく」です。
実際のところ、こんな面白いことはあまりないので、これを「仕事」ではなく「趣味」にしてしまうことにしました。
そうするとすべて楽しいことだらけになり、おまけにお気に入りのモノだけに囲まれており、しかも気の合う人たちだけとお付き合いしています。
要はまわりにイヤなことは何もないのです。
人類の中で「幸せ人間」トップ1%に入っているのは間違いなく、神さまに感謝です。