時間を浮かす

かつては朝食、昼食、夕食のそれぞれに1時間以上の時間を費やしていました。
よく噛んで食べるという理由もあるのですが、食事に必要以上の時間がかかり過ぎるのです。
最近は昼食を食べないので、1時間が浮きました。
そして今、密(ひそ)かに朝食を抜くことを考えています。

朝の忙しい時に少しでも時間をカットできると随分助かるのです。
睡眠時間を減らさずに「時間足らない症候群」に対処するには、今までの習慣を見直す必要があります。
今は朝食を抜くところまで行かず、しっかり食べていたのを軽食に変えた程度ですが、それでも30分の時間が浮いてきました。

胃痛が起きているので、ここしばらくはアルコール類を断(た)っています。
従ってグラスにお酒を注いだり、グラスを片付けたりの時間が不要となり、これで15分がカット。
読書の合間に将棋ソフトやフェイスブックで息抜きをしていたのですが、これも極力やめることにしました。
それで更に15分がカットされました。

そうすると理論上、計1時間の時間が浮いてくることになります。
その1時間を何に充てているかと言えば、読書です。
道理でいつもより2,3冊多くの本が読めるわけです。
「雑っぽい」時間を減らし、その分を「人生の本筋」に集中したいと考えています。

有名人、無名人を問わず、仕事ができる人で1日1食の人は結構多いのです。
私の尊敬している営業マンも1日1食で、外回りをしていてハッと気がついたら午後の3時や4時になっていることが少なくないのだそうです。
この人の場合、朝はコーヒーを飲むだけで、お昼も食べません。
そのかわり夕方5時には仕事を終え、残業は一切しないとのことです。
それでいて人の3倍の業績を確実に上げているので、理想の働き方だと思います。

別の知人(経営者)ですが、とても美食家なのにちっとも太っておらず、スマートな人がいます。
この人も1日1食。
先日、星野リゾートの星野さんも1日1食だということを知りました。
ジャパネットたかたの名物社長も1日1食だと読んだことがあります。
芸能人だとタモリやガクトも1日1食です。

私も経験済みなのですが、海外への旅などの時、お昼を食べなければスゴク機動的な旅ができるのです。
お昼を食べようとすると、どうしてもそこで一旦行動が中断されるからです。
多分失敗すると思いますが(と、煙幕を張っておく)、もし1日1食にできれば、どれほど仕事にプラスになるかが楽しみです。