小さな会社のメリット

「掃除は神事だ」という斎藤一人さんの言葉がお腹にスコンと落ち、心底納得できました。
神様に捧げる神事であるならば、何よりも最優先であり、手を抜くこと自体が考えられません。
今までも掃除がいいことだとは分かっていたのですが、私のようにあまりに掃除にばかりに時間がかかり過ぎていると、焦りも出てくるし「こんなことでいいのだろうか?」と不安にもなります。
だって仕事しているよりも、掃除の時間の方が長いのですから。

会社での滞在時間が短いので、その分、集中して仕事をしています。
私はお昼を食べないので、世の人たちが昼食を食べて休憩している時間が、私にとっては最高に仕事が捗(はかど)る時間になっています。
1日1食にすれば、もっと仕事が出来るのではないかと考えるのですが、これは今のところ、ちょっと難しい状況です。

普通の人があまり時間を費やさない「掃除」・「勉強」・「読書」に、私の場合は相当時間を使っています。
上記3つの活動に、1日7,8時間は費やしているので、なるほど仕事をしている時間がないはずです。

ただし時間の面で、私が人よりも有利な条件がいくつかあります。
社内や社外での付き合い(コミュニケーションづくりや接待)に気を遣う必要がないので、ゴルフやマージャンやカラオケで時間を消耗することが全くありません。
また私の通勤時間は2分ほどで、これはどう考えてもムチャクチャ有利なのです。

また当社には会議というものがなく、会議に取られる時間はゼロです。
朝礼をする必要もないし、私が社員の勤務評定をする必要もありません。
小さな会社ならではのアドバンテージを存分に有効活用しています。

もう一つ小さな会社ならではのメリットは、全スタッフ参加の「海外研修」。
海外研修は視野を広めるのに最適な手段です。
国内の詰まらないセミナーにイヤイヤ行くよりは、海外を見聞した方が10倍勉強になると思うのです。
海外研修の体験が必ず「大化け」するに違いないと期待しています。