海外のアーチストを日本に招聘し、コンサートなどをプロデュースする仕事を「呼び屋」と言います。
その「呼び屋」で活躍した人の本を読みました。
マドンナを呼んだこともあるそうです。
その人は元々「街のレコード屋」をやっていたのですが、いろんなキッカケが重なり「呼び屋」の世界に入っていきました。
新人アーチストたちの中から、将来のスターを見つける目利き力が呼び屋には求められます。
またコンサートなどのチケットを売りさばく販売力も当然ながら必要。
本を読んでいると、著者のキラリと光る商才が垣間見られます。
例えば、あるコンサートでは保険のおばちゃんの販売網を使ってチケットを売り切ったり、またコンサート場所に相撲の国技館を使って大評判を取ったりしています。
しかしながら、やっぱり「水商売」は難しく、大儲けしたコンサートもあれば、大損したものも少なくなかったようです。
東京の港区に自社ビルを建てるほど絶好調だったときもあるのですが、結局会社が倒産したりしています(また再起するのですが)。
本を読んでいると、アーチストというのは世間知らずワガママで、こういった人たちを相手に仕事を完遂していくのは大変だと思いました。
私にはムリです。
まともな顧客やビジネスマンを相手にする商売が、どれほど手堅く、安定しているかを再認識しました。