住宅問題や都市問題やインバウンドで、何冊もの
本を出され、それが"ことごとく"ベストセラーに
なっている、コンサルタントのM先生のオフィス
をお伺いしました。
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本の執筆だけでなく、ホテルのコンサルを中心に、
実務でも大活躍されています。
別府に海外資本の超高級ホテルが来るのですが、
そのプロデュース・仕掛け人でもあります。
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本当は個人のコンサルは受けておられないらしい
のですが、何かの間違いで面会のアポイントが
取れてしまい、ノコノコとお邪魔したという次第
です。
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オフィスは新橋の結構ゴチャゴチャとしたところ
にあり（飲食だけでなく、風俗っぽいお店も）
「本当にこんなところにスゴ腕コンサルタント
がいるのだろうか？」と半信半疑で小さな小汚い
ビルの中に入っていきました。
エレベータだって臭かったのです。
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オフィスのドアを開けると、本の写真で見た顔と
同じ顔をした男性がおられました。
（本人だから当たり前ですが）
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11坪の床面積で、スタッフの人が1人いるだけの
オフィスです。
固定費を出来るだけ低くし、不動産や資産は持た
ない方針とのこと。
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あとで聞いた話ですが、自分が持っている不動産は
自宅だけなのだそうです。
自分自身が不動産投資などをやっていると、コンサル
の案件が来た時に、どうしてもバイアスがかかって
しまうからとのことでした。
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力のある方なので、いくらでも大儲けするチャンスが
あったと思うのですが、潔い生き方だと感心しました。
仕事自体を楽しむタイプで、物欲は元々あまりないの
かもしれません。
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M先生から約1時間、1対1で、普通のセミナー3回分の話を
聞けたのはラッキー以外の何物でもありません。
