東京クルマ旅 その9(総括編)

結論から言うと、今回の東京クルマ旅でバリバリ
に「やる気」が満ちました。
やはり優れた人たちと接すると、勝手に影響され
てしまうのですね。

特にMさんには大きな刺激を受けました。
Mさんは極めてスゴ腕のコンサルタントで、しかも
ベストセラーの著者なのに、全く偉ぶるところが
なく、気さくなオジさんといった感じでした。

そのオフィスも質素で、新橋駅の近くなのに坪当
たり14,000円という破格の低価格。
11坪ですが、アシスタントの方と2人だけなので、
スペース的には十分な広さに感じました。

ゴチャゴチャした一角の、ボロボロの建物外観
だったのですが、オフィスの中は整然として
おりました。

Mさんの飾らない気質が反映されているし、固定費
を低く抑えるという商売の鉄則を、オフィスにも
そのまま実践されているわけです。

そんな小さな拠点から次々とビッグプロジェクト
が生み出され、成功に導かれているのは驚異でも
あります。

プロジェクトごとに、一番ふさわしいメンバーを
集めてチームを作ります。
従って社員を社内に抱えることもありません。

ホテル事業などのコンサル案件は、クライアント
の方から放っておいても声がかかり、営業マンも
不要なのです。

ついでに言うと、不動産や資産は一切持たない
フィロソフィーで、小さなB/Sを維持しています。

中小企業の経営者が持つ「人の問題」や「事業承継」
や「資金繰り」などの悩みから完全に開放されている
わけです。

今「1人士業」や「1人社長」が増える傾向にありますが、
まさに理想の「1人会社」だと思いました。
(スタッフの方が1人いるので、実際は2人ですが)

余計なものを削ぎ落して、本業のコンサルにエネルギー
を集中し、質の高い仕事をこなしているわけです。

私も影響を受け「もうボヤボヤしている暇はない」
という気になっております。