『捨てる経営』(小早祥一郎・スタンダーズ・1650円)という本を読み、その内容が腹落ちしました。
私も鍵山秀三郎先生から薫陶を受け、自宅でも会社でも「整理・整頓・清掃」を抜かりなくやっているつもりなのですが、プロから見て気がついた点があれば教えてもらおうと、スポットでのコンサルをお願いしました。
来ていただいたのは、この本の著者であり、また「株式会社そうじの力」の代表でもある小早祥一郎さんという方です。
お話を少ししたあと、さっそく社内を見てもらいました。
キャビネットの中も開けての点検。
「これは使っているのか?」や「何のためにあるのか?」の質問を受けていると、その質問にちゃんと答えられない正体不明のものがあることがわかってきました。
例えば鍵一つとっても、一体どこの鍵かさっぱり分からないのに大事に保管されていたりするのです。
今いるスタッフが入社する以前から存在し、1度も使っていないモノもありました。
それらをその場で捨てることにし、1時間ほどのチェックでゴミ袋2つ分ぐらいを処分しました。
社内の誰のものでもなく、また誰も知らないモノが何年も(ひょっとしたら10年以上も)堂々とオフィスの中に鎮座していたわけです。
コンサルに来ていただき、また掃除への意欲が燃えてきたという次第です。