年千冊の読書力 その19

「人生で大切なことは、みんな映画から学んだ」というフレーズを聞いたことがありますが、その伝でいけば私の場合「人生で大切なことはみんな本から学んだ」となります。
実際、本を読めば何でも書いてあるのです。
この世のことは(ひょっとしてあの世のことだって)すべて本から学ぶことができるように思うのです。

本を読めば「知識」も「知恵」も「智慧」もすべて修得できます。
ここで言う「知恵」は「頭で考え出すもの」、そして「智慧」は「インスピレーションのように天から与えられるもの」もしくは「内面から湧き出てくるもの」という私なりの解釈をしています。
いずれにせよ、本からは時空を超えた知恵が得られるのです。

本を読めば何でも知ることができる。
しかも本は読もうと思えば誰でも読める。
値段だって1,500円ぐらいで、誰でも買おうと思えば買える。
「ならば何故読まない?」ということになります。

不動産業界の中には、全然本を読まないのに上手い経営をしている人がいて、ビジネスと読書とはあまり関係ないのではないかと思っていました。
しかし世界で5本の指に入る資産家のウォーレン・バフェットが、毎日6時間の読書をしていることを知り、読書のビジネス効果にも自信を持ちました。

先日、面白い調査結果を知りました。
年収と習慣との相関関係なのですが、本をよく読む人は、読まない人に比べ、明らかに年収が上なのだそうです(そうでなくっちゃ!)。
ついでに言えば、もう一つ相関関係がかなり認められたのが「英語」。
英語ができる人は、そうでない人に比べ、やはり年収が高いのだそうです。
それにしても我が不動産業界には、1冊の本も読まず、英語なんて全然しゃべられないのに、大儲けしている人たちがいるのですが、これは例外でしょうか?