不動産の収益物件を保有している場合、普段のメンテナンス費用のほかに、将来の大規模修繕のための費用も積み立てておかないといけません。
そこを忘れて、手残りのフリーキャッシュフローを生活費や贅沢に使ってしまうのは、不動産投資家としては失格だと思うのです。
ただし、単なるケチでは人間的な魅力に欠けるので、私はファミリーのために使うお金と自己投資は倹約しないことに決めました。
「自己投資」の中身は、勉強(主に本代)や健康維持への費用です。
ネットで本をオーダーする場合、それに関連する本や推薦する本が表示されます。
私は気になった本はすべて買うようにしています。
ある言語学の先生が、海外の書店で本を「買うべきか、買わざるべきか」で迷い、結局買わなかったときは、あとで必ず後悔したそうです。
従って本を「買うか、買わないか」で悩んだ時は、躊躇(ちゅうちょ)なく、すべて買うことにしているそうで、私もその行動規範を真似しています。
健康本も出版されるごとに、次々と買っています。
面白いことに健康を勉強すればするほど、実際に健康になっていくことに最近気がつきました。
株式投資も同じで、株で成功している人の本を読むと、どの人も株のことを相当勉強していることがよく分かります。
何ごとにつけ徹底的に勉強する姿勢は、人生勝利のためにはどうしても必要だということなのでしょう。