株式投資撤退

株式投資には「株価が上がりそうになったら買い、下がりそうになったら売る」という方法があります。

 

その場合、かなりの時間、株価と「にらめっこ」しておかなければいけないので(まともな)本業がある人にはちょっと無理かもしれません。

 

4,000近くある上場会社をすべて自分でチェックするなんてことは到底不可能です。

 

相性のいいアナリストを見つけ、有料のメルマガなどで、売り買いの銘柄と時期を教えてもらえば、時間が随分と短縮できそうです。

 

私は預金代わりに、流動性が大きい大型株で、配当利回りの高い株を(高くなっても安くなっても)せっせと定期購入してきました。

 

配当はたくさん入って来るのですが、それ以上に株価が下がり、含み損が出始めました。

 

とうとう年収を超える含み損が出るに及び、一部を損切りしました。

 

損切りするのは悔しいのですが、実際の生活レベルが下がるわけでもなく、逆に売ったキャッシュが手元に入って来るので、損した気持ちにならないという体験をしました。

 

不動産では、今まででも「億」という損切りをしてきているので、ちょっと損に慣れているという側面もあるのかもしれません。

 

個人の場合は株で損をしても、他の所得との損益通算ができず、そういう意味では会社で保有している方が、損を経費化できていいかもしれません。

 

既に次の不動産投資を決めているので、私自身は当面株式投資から撤退し、せっせとキャッシュを貯めていこうと考えています。

 

経営は規模でもなく、売上でもなく、もっと言えば利益でもなく、いかにフリーキャッシュフローを増やすかが最重大なことだと悟りました。

 

そのフリーキャッシュフローを使わずに貯めていき、無借金で次の収益物件を購入していくのが我が社の(まことに単純な)ビジネスモデルなのであります。

 

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