株価は予想できないけれど、配当の予測はかなりの確率でできます。
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不測の事態や不祥事が起こると、株価はすぐに反応し、大幅に下がることが多いのですが、配当も一緒に下がるかと言えばそうでもありません。
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私も株式総会に出席したことがあるのですが、独特の緊張感があり、会社側の意思でそう簡単に配当を下げられない雰囲気を感じました。
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本を読んでいて「なるほど」と思ったことが次の文章です。
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「5%の配当利回りの株を、仮に10年間保有し、その間に得た配当を再投資すると、1.05を10回かけた1.63倍に保有株数は増える」
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「保有株数が1.63倍になるということは、購入時よりも株価が38%下がっても、トータルでは負けない（元本割れしていない）ことを意味する」
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「仮に20年間保有すると2.65倍となり、株価が購入時よりも6割下がっても大丈夫」
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昨年の株価急落で、私の保有株も購入価格を割ったものが多いのですが、その時に思ったのが「売らなければ損が出ない」ということです。
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私が保有するほとんどの銘柄の配当利回りが4%を超えています。
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株価を気にせず、そのまま保有して配当を受け取っていけばいいだけだと思っています。
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保有株の中には配当利回りが6%を超えるものまであり、こうなると不動産投資よりもリターンがよくなります。
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株式投資と比べた場合、不動産投資（保有）には、固定資産税がかかってくるというデメリットと、減価償却ができるというメリットとがあります。
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株式投資と不動産投資のバランスが大事なのかもしれません。
