スポーツでも芸事でも出来るだけ若いときから始めた方が高いレベルに達する可能性が大きいと言えます。
「投資」だって同じで、若い時から馴染んでいる方が成功しやすいのです。
さまざまな相場の動きがあるわけですが、それらを頭と体に染み込ませていると、いろんなパターンに応用が効きやすいということです。
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私の世代でもそうなのですが「額に汗して働く」のが美徳で、訳の分からない「投資」もしくは「投機」のようなものは邪道だという考え方があります。
「お金は汚いもの」という変な思い込みを持っている場合もあります。
「個人投資家」という存在が出現したのは、ここ10年ぐらいのことではないでしょうか。
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不動産投資であっても、何回も失敗を重ねて初めて自分なりの「必勝パターン」を修得することが出来るのだと思うのです。
やはりそのためには最低10年ぐらいの年月が必要ではないでしょうか。
不動産仲介業でも10年で一人前となりますが(早い人だと5年ぐらいかもしれません)、不動産投資業だって同じことだと思うのです。
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私は大学を卒業して40年間どっぷりと不動産業の世界に浸かってきました。
自分の意図でもないのに、こんなに長くこの世界で働いているというのも、一種の宿命だったのかもしれません。
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不動産投資については、一応自分なりの成功パターンを築けたと思っています。
が、株式投資に関しては「まだまだ」の領域をウロウロしています。
株の投資家歴はまだ5年ほどです。
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株は売却してから4日でキャッシュが手元に入ってきます。
その点不動産の場合は、売却の意思を見せてから現金が入って来るまで普通3か月以上かかるのではないかと思います。
流動性に関しては株式投資の圧勝です。
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が、今回のような相場の乱高下に出くわすと、不動産投資の安定性というメリットが実によく分かりました。
私は配当利回りの高い株を選んで購入するのですが、例え3%を超える株を選んでも、それ以上あっさりと株価が下がることが少なくないのです。
その点、不動産は毎月キッチリと(家賃などの)収益を生み出します。
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コインパーキング適地が売りに出たので、株を処分して現金化しました。
含み損を抱える2銘柄を敢(あ)えて残して、ほかの株はすべて売却しました。
で、気持ち的にとてもスッキリしたのです。
損を抱える2銘柄も、売らない限り損は顕在化しません。
10年間は売らないと決めました。
ということは株価をもう気にせず、10年間ひたすら配当を受け取ればいいだけの話なのです。