推奨銘柄のような情報は、有料無料を問わずいく
つもあるので、株を買うのは比較的簡単なのです。
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が、それを売るタイミングが実に難しい。
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買って下がったら目も当てられないし、上がった
ら上がったで「いつ売ればいいのか?」に終始苦
しむことになります。
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「短期売買推奨銘柄」などになると、落ち着いて
本業に打ち込めなくなるほど、心が焦るのです。
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私のような人間は株の短期売買はムリなのだとい
うことに気がつきました。
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定期預金の利率が極めて低いので、預金代わりに
毎月一定の株を買うことにしています。
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いい不動産案件が出たら、すぐに買わなければい
けないので、持っている株を必要に応じて即座に
売却するつもりです。
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その時に小型株だと、株式市場で売買が成立しな
い可能性があるので、保有株はすべて一部上場の
大型株です。
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最近は配当利回りが3.5%以上もある株も少なくあ
りません。
一方、不動産投資ブームの影響で、不動産自体の利
回りが下がってきている傾向があります。
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そうすると株を売って、わざわざ不動産を買う意味
があまりないのではないかと感じることがあります。
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しかも株は保有コストはゼロで、手間もかからず、
持っていれば配当が入ってきます。
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その点、不動産は保有していると、何もしなくても
固定資産税がかかってくるのです。
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株のリスクは、保有している間にその会社が倒産し
てしまうことです。
かつて日本航空が倒産する直前、400円で買った株を
たった7円(!)で売却したことがあります(むろん
大損です)。
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従って財務内容がよく、配当利回りが高い株のみを
購入し保有するようにしています。
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「株を買うということは、配当を得られる権利を買
うということだ」と「悟った」ので、日経平均の上
がり下がりはあまり関係がないのです(その割には
結構気にしていて「悟り」が浅いことを自覚してお
ります)。
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「愛読者」さん、ちょっとご不便をおかけしています(カノンさんも)。