地域の応援団

IPO(上場予定)の会社の名前を見ると、そのほとんどがカタカナかローマ字です。

 

それぞれ独特のビジネスモデルを構築したり、ITを超活用したりしているところが多いのですが、私の場合、事業内容が不動産関連だと、その中身がよく理解できます。

 

だてに45年間も不動産業の中にドップリと浸かっていたわけではないのだと、ちょっとホッとする自分がいたりします。

 

時代の速さに置いてきぼりにならないように、必死になって食らいついているのですが、ITやクラウドファンディングなどで、ちょっと「ついて行けない」部分が出てきています。

 

頭では分かっていても、実際にやろうとすると、自分には無理なことが多いのではないかと感じます。

 

そんな中でも不動産に関してだけは、何とかついて行けているわけで、やはり自分は生涯、不動産で行くしかないと思います。

 

不動産にも「仲介」や「分譲」や「管理」や「コンサル」など色々な分野があるのですが、私には「不動産オーナー業」が一番ピッタシくることがハッキリしてきました。

 

レジデンスやテナント(お店やオフィス)の賃貸や、コインパーキングやコインランドリーの運用だと、少人数で運営して行けます。

 

最初からキャピタルゲインを狙うことは一切なく、不動産をジックリと育てていくといった感覚です。

 

「東京を世界一の都市にする」というコンセプトで、港区に集中して最先端の高層ビルを開発していく森ビルのような会社がありますが、規模は全然違っても目指すはそういった方向です。

 

賃貸物件はすべて「歩いていける距離」にあり、またコインパーキングはクルマで20分以内の範囲に展開し、集金も清掃も自分たちの手で行っています。

 

が、コインランドリーは地元以外の地域で展開していくことになりそうです。

 

いずれにせよ、当社の各物件が「あってよかった」と喜ばれるような「地域の応援団」になれることを願っています。