68歳になりました。
その感想はというと「ムチャクチャうれしい」のひと言です。
アンチエイジングや健康の勉強もしているので、見かけはもう少し若く、そうなるとさまざま場面でますます有利になります。
ビジネスであっても、相手が自分より年下だと、もうそれだけで優位に立てるのです。
上場企業の社長が交代した時など、新聞に写真や経歴が出ますが、私より年上の人など1人もいません。
若い頃から社長を長い間やっている人で、私よりも年上の人は結構いますが、68歳で初めて社長をやる人など皆無です。
万一そんな人がいるとしたら、その会社の株は「売り」で間違いがありません。
私は40年間会社経営をしてきて、さまざまな失敗を(公私ともに)繰り返してきました。
そういった体験をいったん“ごわさん”にして、もう一度やり直したいという気持ちが強くあります。
そのためにも、もう30年間ほどの時間が欲しく「95歳までバリバリの現役で頑張る」はそこから出てきた発想です。
サラリーマンだと完全退職の年代だし、働かなくても世間体(せけんてい)的には何の問題もないので、いわばいろんな柵(しがらみ)からも自由自在であります。
が、私は「1日も休まない」と決めているし、毎日が勉強や仕事で忙しく、年を取っている暇がないというのが実感です。
長い間社長をやってきた人で「友だちが1人もいない」という人は案外多いのですが、これはどうしても仕方なく、同じような思考レベルや経済的レベルを持っている人は、周りに“そうそう”いないということでもあります。
私は「仕事ができて性格もいい」若い人たちをご馳走で釣って、世間からズレないようにしていきたいと思っています。