投資はケチらない

ひたすらおカネを使わずにケチに徹するというのも、あまりよくないような気がします。

観察していればすぐに分かるのですが、ケチな人はやっぱり魅力がないのです。

おカネを使う使わないが問題ではなく、要はその使い方が重要だということなのでしょう。

同じおカネを使うにしても、消費か、浪費か、投資かによって、おカネの活き方が違ってきます。

私はできるだけ投資におカネを向けていきたいと思っています。

経済的な投資だけでなく、自分のアタマにもカラダにも投資していくつもりです。

経済的な投資については、不動産と株に絞りたいと思っています。

それ以外の投資は知識も経験もなく、失敗する確率が高くなるからです。

不動産にせよ、株にせよ、「売った、買った」のせわしない動きはせずに、一度買ったなら、それをジックリと育てていくような気持ちで接したいと思っています。

例えば所有コインパーキングを自分たちの手で掃除して回っているのですが、そうすると愛着が湧いてきて、具合の悪いところはすぐに気がつくし、活用への知恵も湧いてきます。

株でも株価の上下に一喜一憂していては、本業に差しさわりが出てきます。

株の本の半分以上はチャート分析の本なので、私にとっては読まなくてもいい本になります。

株は売れば4日間で現金になります。

ただし小型株であると、何かの経済的ショックが生じた時に、相場が成り立たず、すぐに売れないケースが出てきます。

私の場合は本業が不動産業なので、いい不動産が市場に出た時には、株を売って、その物件をすぐに買う必要に迫られる場合があります。

従って私の所有株は(換金化しやすい)一部上場の大型株に限られます。

ついでに言うと、配当利回りが高く、有利子負債が実質ゼロの株のみを買っています。

本代や、勉強になる人たちとの会食代はケチらないのですが、それ以外の遊興費は大いにケチります(と言うか、全く興味がありません)。