いくつもの会社の社長を「渡り歩いてきた」一種のプロ経営者とも言える人が、今まで2度も鬱(うつ)に陥ったことがあるそうです。
その人の場合、仕事が面白くて仕方なく、朝から晩まで働いているうちに鬱になってしまったとのこと。
どちらも7時間以上の睡眠を2週間以上取ることによって治ったそうです。
サラリーマンを定年退職した人が、目覚ましで毎朝起きたあと「あっ、今日は会社に行かなくていいんだ」と、もう一度寝るのが最高に幸せな瞬間なのだと読んだことがあります。
私も隙あらば寝るようにしているのですが、寝ている間に体の不調などは治ってしまうことが多いようです。
睡眠時間をたっぷり取ると、起きている時間が少なくなります。
その少ない時間で「やりたいこと」をこなそうと思うと、シンプルライフにするしか方法がありません。
「やらなくていいこと」や、ひょっとして「やらない方がいいこと」などの余計なことを生活から排除するわけです。
今回のコロナの問題でも、テレビを見る人と見ない人とでは反応が全然違っていました。
私のように「テレビ見ない派」の人間は、普通に仕事し、普通に生活しているのに、「テレビ見る派」の人は勝手に怯え、勝手に自粛し、勝手に経済をガタガタにしているように見えてなりません。
日常生活からテレビを見る時間をなくしてしまうと、生活が豊かになるようです。
テレビだけでなく、モノを手放すと、不思議なことに時間にユトリが出てきます。
貧乏くさいミニマリストではなく、富裕層のミニマリストを目指そうと思うのです。
少数のお気に入りのモノだけに囲まれた生活は極めて快適です。
また「お金で時間を買う」というのもアリだと思っています。