健康というのは、それ自体が「善」であり「快」です。
年を取るにつれ、意識しないと健康体が維持できません。
が、逆に、健康への工夫を怠らなければ、どんどん良くなっていくものでもあります。
メンテナンス(維持管理)やチューンアップ(調整)や改良・改善に本気で取り組んでいくと、その成果がモロに出てくるのでとても面白いのです。
60代後半の私は、間違いなく20代や30代の頃よりも健康になっています(頭など数倍良くなっています)。
若い頃は瞬発的な体力はあるのですが、すぐに熱を出したり、カゼを引いたりしていました。
胃腸の調子もずっと悪かったように思います。
若い頃に仕事で徹夜を続けたり、毎晩飲み歩いたりしても、体力があるものだから少々のことは平気なのですが、そのムリが人生後半に必ず出てくるのです。
あれだけ「元気の塊(かたまり)」のようだった人が、晩年カラダの不調で苦しんでいる例をいくつも知っています。
マイペースで継続して一生働くのが私の理想です。
生涯働ける健康や環境を確保しておくのは、人生に勝利するための基本でもあります。
目標や夢は当然持つべきですが、その過程を存分に楽しみたいと思うのです。
「努力を楽しむ」と言い換えてもいいわけですが、そうするとどう転んでも幸せ人生にしかなり得ないと思うのです。
私は今「健康本」を片っ端らから読んでいるのですが、健康にもコツがあるということに気がつきました。
また自分のカラダへの応用がすぐにできるので、とても勉強しがいのある分野だと思っています。
健康本を読んでいても、真逆のことが書いてあることも少なくないのですが、要は自分に合った健康法を探すべきだということなのでしょう。