暇力(ひまりょく)のパワー

仕事が忙しい人は勉強をする時間がないのです。

会社人生の間ずっと忙しいと「定年になったら本を読もう」と本だけは買い足すのですが、結局一生読まないままに終わることになりかねません。

本だって常に読んでおかないと、読むスピードひとつとっても随分と遅くなるのです。

長い間本を読まないと、いったい何の本を読んだらいいのかさえも分からなくなってしまいます。

私の場合、いろんな条件が重なり、どうやら本気で「週休5日制」に移行できる環境になってきました(もっとも週休5日になるのは私個人だけで、会社自体は週休2日のままです)。

週休5日にし、本を読み、語学を勉強し、投資を研究しようと思っています。

私も人並み以上に働いてきたという自負はあるのですが、ここに来て一番力を発揮するのは「暇力(ひまりょく)」だと確信するようになりました。

自分が好きなことに使える時間をタップリと持てる人は幸せです。

逆にタップリと使える時間を、つまらないテレビやゲームや、ウダウダとした飲み会などに使ってしまう人は不幸です。

神様から与えられた時間を意味のないことに使ってはモッタイないのです。

私は最近、電話を使うことが極めて少なくなり、 仕事であってもメールだけで済ませることが多くなりました。

私の場合、メールが一番確実で、また素早い対応ができます。

会社にいると、セールスの電話などがよくかかってきますが、これなどにイチイチ対応するのは時間のムダだという気がします。

若い頃とは違って、経験も智恵もサムマネーもある今、「暇力(ひまりょく)」を存分に活用して、納得できる成果を上げていきたいと思っています。