健康の本を千冊読むつもり

44歳の誕生日に結核で入院し、4か月もの入院生活を送る羽目に陥りました。

55歳の誕生日に十二指腸潰瘍(かいよう)でやはり入院。

そうすると流れから言って、次は66歳の誕生日ということになります。

が、一応何事もなく無事通過しました。

昨年「整体トレーニング」を学ぶため、クルマで1時間かかるところへ3か月間通いました。

その先生は実業団の野球やバレーボールチームのトレーナーとしての実績もあり、私は初心に戻ってイチから学ぶようにしました。

そこでわかったのが、私のあらゆる関節の可動域の狭さです。

体の固さと言い換えてもいいわけですが、とにかくよくここまで“ほったらかし”にしていたものだと自分で驚きました(と言うか、ぞっとしました)。

今の時点で気がついていなければ「体ガタガタ」の晩年となっていたはずです。

私は体育会柔道部で鍛えていたのですが、それが過信となり、奢(おご)りとなっていたことを反省しました。

いま健康や病気に関する本を“ひたすら”読んでいます。

医者が書いた本でも極端なことを主張しているものがあったり、ときたま本どうし真逆のことを書いたりしていることもあります。

不動産投資や株式投資の本を読んでいる場合も、よくそういうことはあるのですが、こと健康に関しても同じなので、ちょっと笑ってしまいました。

こういう時の対処法は、要はたくさん本を読んでいくことだと思います。

本を多読しているうちに、段々と真実に近いものが見えてくるのです。

あるいは自分と相性のいい著者がわかってきます。

健康の本でも、読めば読むほど得られるものが多く、いろんなことが理解できるようになってきます。

とりあえず千冊読めば、自分の健康ぐらいは自分で守れるようになると思うのです。