「健康」と「お金」のプロになろう!

一倉定先生は「会社は売上さえ上がっていたら、問題の90%は解決されている。あとの10%は人事程度のことだ」と仰っていました。

個人に目を向けると、仮に「健康」と「お金」が満たされているなら、幸せの95%が保証されていると言っても過言ではないのではないでしょうか。

それほど「健康」や「お金」のことは大事なのに、それらを本気で勉強しようとする人は極々(ごくごく)稀(まれ)なのです。

不思議なことに、そんな大切なことを学校でも習わないのです。

社会に入って仕事のことは学ぶのですが、案外「お金」のことを学ぶ機会は少ないのではないでしょうか。

また「稼ぐ能力」と「お金を残す能力」とは別で、P/Lがスゴイ人が、立派なB/Sにしているかと言えば、そうでもないことが多いのです。

「年収1,000万円を超えているのに貯金はゼロのサラリーマン」や「仕事はバリバリ出来るのに、いつも資金繰りに窮している商売人」などは、ちょっとまわりを探せばいくらでも見つかりそうな気がします。

メタボなお腹の持ち主や、いつも体調不良に悩まされている人は、決して健康体とは言えません。

医者は病気のプロですが、健康のプロではありません。

ならば自分で勉強するしかないのです。

私は今、健康やお金に関する本を片っ端から読んでいます。

どんな本でも1つぐらいは学ぶことがあり、その蓄積は大きいのです。

本に書いてある健康法などで自分に合っていると思ったら、すぐに導入します。

食事、運動、睡眠を工夫したら、5歳ぐらい若返ったような気がしました。

またお金の問題で一番重要なのは「手残りのキャッシュ」だということにも気がつきました。

そうすると減価償却や節税のことも勉強しなければならないのです。