睡眠さえ十分に取っていたら、病気になる確率はかなり低くなるのではないでしょうか。
体の抵抗力を弱める一番の原因は睡眠不足だと思います。
寝ている間に自分の力で、疲れたり傷んだりしている体を治してしまえるはずです。
*
若い頃は長時間労働が「偉い」と誤解していていたところがあります。
別に誰から強制されているわけでもないのに「ブラック企業」に一人で酔っておりました。
*
私の場合、病気になる原因を考えてみた場合、たいてい3日前に無理をしているのです。
無理している間は何ともなくても、3日後にカゼや胃痛や腰痛といった症状が出ることが多いのです。
阪神大震災のあとは「幸か不幸か」仕事的には猛烈な忙しさだったのですが、1年後に結核で入院する羽目に陥りました。
*
最近はいったん目が覚めても、そのままジッと布団の中で(気がすむまで)わざと寝ていることが少なくありません。
寝ている状態が気持ちいい間は、寝ていようと思っています。
サラリーマンでは許されない贅沢を楽しんでいます。
*
そういう時は、意識は起きているようだけど、カラダがまだ寝ることを要求しているように感じるのです。
クルマの遠距離運転の時でも「疲れた」と思ったら、うしろの(フラットの)シートに横になり、とにかく目をつぶってリラックスするようにしています。
*
その時も「起きているようだけど、実は寝ている」といった状態のことが少なくありません。
起きているつもりなのに、たまに自分のイビキが聞こえたりすることがあります。
寝ているのか寝ていないのか分からない状態を過ごした後でも、再びハンドルを握る時はスッキリしています。
*
もう一つ病気になる確率を減らすものは「少食」です。
昼食を抜き出してから体調がよくなった話は、このブログでも何度も書きました。
体育会柔道部に所属していたこともあり、私は人の3倍食べていました。
*
一度大食になると、社会人になってからも、なかなかそのクセが抜けません。
3度の食事がそれぞれ人の3倍なので、計9人前です。
今は1日2食でそれぞれ腹八分目以下なので、計1.5人前。
ということは、自分自身のピークの時の食事量と比べると、今は6分の1に減っているということになります。