自信の源(みなもと)2つ

「人は年々進化していけるのだ」ということを感じ取っています。
筋力や瞬発力や回復力などは若いときの方が優れているとは思うのですが、健康体という意味では圧倒的に今の方が上です。
若い頃は体のどこかに不都合があっても、体力でそれをカバーしているところがありました。

外面は元気そうなのですが、無理を重ねているので内臓が悲鳴を上げ、しかもそれを見逃していることも少なくなかったのです。
今はどこかが悪くなれば、すぐに感知できます。
それだけ自分の健康に関心を持っているということなのでしょう。

「腹八分目」や「冷えを体に取り込まない」などの健康の基本も、今だからこそできることであって、若いときは胃腸の調子が悪かったり、カゼをよく引いたりしていました。
年を重ねるにつれ、年々健康になっていくのを実感しています。

カラダの面でも還暦を過ぎた今のほうが上なのですが、これが精神的な面になると、もう比較にならないぐらい今の圧勝です。
心の根底に「自信の源」となるようなものがあるので、考え方がブレないし、少々のことではグラつかないからです。
スピリチュアルなことに関して言えば、今は若いときよりも1万倍ぐらい感覚が良くなっています。

自分の自信の基(もと)になっているのは何だろうと考えると、2つありました。
一つは毎月伊勢神宮にお参りに行っていることです。
まだ1年数か月続けているだけなのですが、これはかなり自信になっています。
いつも「守られている」という実感があるからです。

畏れ多くも「神社巡りにこんなに時間を費やしていていいのだろうか?」と思ったこともあるのですが、月参りを始めて本当によかったのです。
2日間ただひたすら内宮や外宮のお社に「二礼二拍手一礼」をして回っているだけなのですが、神社へ行くと心の歪みが直され、心身が祓(はら)い清められ、そして神さまのご加護がいただけることが、今はハッキリと認識できます。
一度この喜びを知ると、やっぱり止められないのです。
たぶん一生続けるはずです。

もう一つの自信の基は「年2,000冊の読書」。
1日6冊読まないと年2,000冊になりにくいので、いかに読書の時間を確保するかにかかっています。
本をたくさん読んでいると認識力が高くなり、結構いろいろなことが分かってきます。
将来のことも見えてくるので、これを仕事や投資に応用したいと考えています。