健康への無知が病気の原因

若い頃は“もともと”元気なので、多少のムチャをしても体は何ともありません。

特に学生時代にスポーツをやっていた人などは、健康状態を過信する傾向があります。

相撲取りが短命なのは有名ですが、他のスポーツのトップアスリートでも中年以降、体がガタガタになっているケースが少なくありません。

むしろ優秀なスポーツ選手ほど、ケガや内臓負担を抱えているので、一般人よりも「不健康」と言ってもいいぐらいです。

仕事をしている普通の男性でも、若い頃からの疲労が蓄積していたり、内臓に過度の負担をかけ続けてきたりすることもあり、42歳ぐらいの頃に体質が激変します。

そんなことにも気がつかず。相変わらず同じように働いたり遊んだりしていると、体が悲鳴を上げ始めます。

それが42歳の「厄年」という意味なのだと思うのです。

私も自分が元気だったものだから、まわりの人間が風邪でも引こうものなら「カゼ引く奴はアホや」くらいに思っていました。

が、厄年から少し遅れた44歳の時に、4カ月もの入院をしました。

年金がもらえる年になった最近は「健康」のことを本気で研究しています。

健康に対する無知が、病気の原因の9割以上を占めていると思うのです。

だから少し健康のことを勉強すれば、大半の病気は予防できるはずです。

自分が関心がある分野(例えば関節や内臓やストレッチやアンチエイジングなど)の本を、今どんどん読み進めています。

幸いネットで注文すると、検索に当てはまる本が何冊も表示され、私は原則としてそれらをすべて注文し読んでいきます。

また体重や体温をほぼ毎日、手帳に記録していっています。

面白いことに、体重など記録するだけで減っていくのです。

書けば実現するのは何も夢ばかりではなく、健康にも応用できることを知って驚いています。