過程を楽しみ、コアの20%を頑張る

週に1回、自転車で宝塚市内を3時間半ほど走り回る仕事があります。
先日、自転車のスピードを少し落として走ったのですが、街がとてもよく見えることに気がつきました。
街の変化を見るのも、私にとっては極めて大切な仕事であり、次からはユッタリとペダルをこいで行こうと思います。

何に対してもそうなのですが、常にトップスピードで走らなければいけないと思い込んでいる節がありました。
トップスピードを出すことばかりにアクセクしていると、その「過程」を楽しむことができないのです。
目標達成も大事なのですが、過程を楽しむ方がもっと大事だと思うのです。

目標達成だけに意味があるとするなら、その過程にいる自分は手段にしか過ぎなくなります。
目標達成の瞬間は一時(いっとき)のみ。
過程の方が長いはずです。
過程を存分に楽しむことこそ、人生を充実させるコツだと思うのです。

神道には「今中(いまなか)」という教えがあります。
今いる自分は単に一過程の存在ではなく、過去と未来を内包した永遠に続く中心点ととらえます。

人は今しか生きることができないのも事実で、それが自分の目標のための奴隷や犠牲であっては詰まらないのです。
永遠の「今」にいる自分にベストを尽くそうではないですか。
そのためにも過程を存分に楽しむこと。
そうすれば自分自身が勝手に輝いていきます。

時間が限られているのだから「やらなければいけないこと」や「やりたいこと」を絞る必要があります。
事業も仕事も生活も「選択と集中」なのです。
やはり何もかもは出来ないのです。
ならば自分が一番得意なものや、最も興味のあるものに特化していくべきです。
それが何かは人によって違っているはずです。

会社の業務でも、他の人では出来ない自分のコアの仕事だけに集中すべきだと思うのです。
ここにも80対20の法則が生きており、コアの仕事は2割のみ。
あとはスタッフに任せるべきなのです。
そうするとスタッフだって成長するわけです。

任せるのはいいけれど、自分は何もやらずに100%ゆだねてしまうのは、やはり具合が悪いのです。
20%は頑張る。
あとの80%は自分の手から離す。
これがコツなのだということを、今このブログを書いて分かったのです。