ジャカルタへの旅 その2

ジャカルタの空港に降り立ち、あらかじめ日本で手配していた迎えの車に乗りました。
初めて訪れる外国の空港で、私の名前を書いた紙を持った人を見つけるとホッとします。
「ぼったくりポーター」の後だったので、余計にホッとしました。

迎えに来てくれたクルマはトヨタの高級車でした(車種はたぶんクラウン)。
私は海外へよく一人旅に出るのですが、飛行機とホテルと送迎のクルマを予約して行くことにしています。
クルマを予約しておくと、空港に降りた時にアタフタせずにすみ、また変なトラブルに巻き込まれる危険性も少なくなります。

海外に行った時に、そこで見かける日本車の割合がどれぐらいあるかで、親日度が分かります。
中国で走っている日本車の割合は極めて小さく、韓国にいたっては“ほぼ”ゼロです。
ところがここジャカルタでは95%ぐらいの割合で日本車が走っています。
空港からホテルの間に、日本車以外はベンツと現代自動車をそれぞれ1台ずつ見かけた程度でした。

ジャカルタは交通渋滞がヒドイと本に書いてありました。
友人たちと食事の時に話をしていたら、空港からホテルまで20分で来られた人もいれば、2時間近くかかった人もいました。
ちなみに私の場合は1時間でした。

ホーチミンシティ(サイゴン)に行った時も、バイクの凄さに「ここでは私は絶対に運転できない」と思ったのですが、ジャカルタも多くのバイクが左右に突っ込んでくるので、自分で運転する気には全くなりません。

ホテルの部屋にどこのメーカーのテレビが置いてあるかを必ずチェックするのですが、ここ「フォーシーズンズ・ジャカルタ」は韓国の「LG」製でした。
海外で日本製のテレビはもう見かけなってしまい残念です。
今は「サムスン」か「LG」の韓国製が圧倒的なシェアを占めているのですが、これらが中国製に取って代わられる日が来るかもしれません(来ないかもしれません)。

フォーシーズンズホテルの中華レストランで友人たちと一緒に食事をしました。
最初4人の予定だったのですが、いつの間にか7人に。
私が初対面の人は3人いました。
中には日本語が上手な(時々、四国の松山弁が出る)インドネシア人の若者がいて、いろいろな話を聞けて面白かったのです。