フランクフルトへの旅 その1

宝塚から関西空港へクルマで向かい、ほぼ1時間で到着しました。
関西空港が開港した時は電車を乗り継いで行っていたので、随分遠いところへ向かった印象がありました。
とても不便だと思っていたのですが、だんだん時間的にも心理的にも近くなってきた感があります。

関西空港に到着し、人の多さにビックリしました。
中国を始めアジアの観光客を上手く取り込めているようです。
今までは出国検査場へはスッと入れたのに、長蛇の列です。
こんなに繁盛している関西空港は初めてです。
時間に余裕を持ってこないと、ぎりぎりでは相当焦るかもしれません。

関西空港からフランクフルトまでは順調で11時間半ほどのフライトでした。
飛行機の中は例によって読書タイム。
少し寝た以外はひたすら読書三昧でありました。
読めた本は13冊。

持って来た本は全部で24冊なので、帰りの飛行機用に11冊残り、ちょうどいい具合です。
フランクフルトでも書店に立ち寄る予定なので、何冊か購入するかもしれません。

日本からの直行便がある都市以外は、海外での空港で乗り換えなければなりません。
今回も思ったのですが、フランクフルトに着くだけで精いっぱいで、そこから空港で1〜2時間待機し、また1〜3時間飛行機に乗らなければならないというのは、考えただけでゾッとします。

航空会社はアジア勢がベストではないかと思います。
日本の航空会社も相当レベルの高いポジションにいるのは間違いがありません。
サービスマインドや食事の点で、欧米系はもうアジア系に勝てなくなって来ているのではないでしょうか。
ホテルもそうで「アジアの時代」がもうそこまで来ているように感じます。

フランクフルトでのホテルは「シュタイゲンベルガ―・フランクフルター・ホーフ」です。
今まで何回か泊ったことがあり、好印象を持っていたのですが、今回ちょっとずつ様々なところで違和感がありました。
フランクフルトへ来た時は空港に直結しているヒルトンかシェラトンを活用した方がいいかもしれません。

夜の食事はホテルの隣の和食レストランへ。
以前行った時から場所も少し移動し、広くなっています。
以前は高級和食店といったイメージがあったのに、今回は居酒屋風になっていました。
5,6組の食事客がいたのですが、見事に全部東アジア系。
日本語、中国語、韓国語が飛び交っていました。
地元のドイツ人を一人も見かけないというのもちょっと不思議な感じがしました。